去り際…

 近隣の小児科医のおばあちゃん先生が最近亡くなりました。一週間前まで働いていたのに突然の訃報にびっくり。

 開業のお医者さんって、「あれ?あの先生最近見ないな?」と思っていると急に訃報…というパターンが多い気がします。

 特に昔のお医者さんは、医者を続けることしか生き甲斐がないのか、よほど医者という職業が好きなのか、働いて働いて…バタンキューという方が多い。

 私的には、父が63歳の時に突然脳梗塞で倒れて5日間でさっさと亡くなってしまったので、働いて働いてバタンキューだけは嫌だなあ…と。

 そして、63歳という年齢に何か一つの壁を感じているので、あと8年…。どうやってこの仕事から抜け出して健康的な老後を過ごすか、、何となく意識し始めています。(さすがに今どき63歳で引退は無理でしょうけど。)

 その小児科の先生には後継ぎがいないので、職員で閉院の作業をしなくてはいけないらしく、そういうことを考えると、自分の去り時はまわりの人に迷惑をかけないように考えないといけないなあ…なんて思ったりもして。

 外来で子供の額に自分の額をくっつけて、「熱はなさそうね…。」なんて言っていた姿が懐かしく思い出されます。(その先生、めっちゃ厚化粧だったので、額をくっ付けられた子供の心配をしましたけどね。(^_^;))

 急遽継承してもう25年経ちます…。健康に気をつけて頑張らねばっ!

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