メディアが与える恐怖感…

 日曜日のコロナワクチンの接種、集団接種会場では、皆さん一様に、副作用を異常に怖がっていた印象でした。

 「だって、テレビをみていたら、凄く痛いとか、待機場で倒れるとか、、死んでしまう人もいるようだし…。」なんて感じで、命がけでワクチンを打ちにきている感じ…(^_^;)

 でも、終わってみると皆さん、「え?もうおしまいですか?」とびっくり。待機場でも誰も具合悪くならず、「こんなもんなの?」といった感じで皆さん帰って行かれました。

 メディアの伝え方、ちょっとまずくない?かえって怖がらせ過ぎていて、打つときや打った後に緊張し過ぎて倒れてしまう方を増やしてしまうのでは?

 もし熱が出たら?もし具合が悪くなったら?…なんて言っている方に、「高齢者は特に副作用は出にくいですよ!僕も痛みだけだったので、若くないんだと思って落ち込みました。だから、熱が出たりしたら若いということだから、かえって喜んで下さいね。まあ、もし出たら市販の解熱剤を飲んで構いませんからね。」なんて言って笑いをとりながら安心させていました。

 こういった感じで、今回の集団接種会場では、メディアの与えた恐怖感から患者さんを安心させる事が一番大変な仕事でした。ホント困る… ┐(‘~`;)┌

 メディアには、国民が精神的に追い込まれる報道は慎んで、もっと明るく安心出来るような報道をして欲しいものです。

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