若い!若すぎる…(ToT)

 南区のクリニックの先生(59歳)が急に亡くなったという知らせを金曜日に受けて。

彼はめちゃくちゃ頭が良くて、話も上手くて…。でも、きっとお育ちが良すぎたのか、小生意気で、優秀なのに空気が読めないのか、何でも上から目線でしか話が出来なくて。

 研修医時代に私が過ごした病院の同窓で、すれ違いで入局してきたので一緒に働いてはいないのですが、同じ師匠に教わった仲間といえば仲間だったので、彼が医師会に入ってきた時にはこちらから挨拶した事があります。

 医師会の役員だった彼が、私をある委員会の委員長に指名してきて、その委員会の第一回目が終わった時に、「大塚先生、なんとなく先生を委員長に指名したのですが、良いことをおっしゃる!」…って。彼なりに私を褒めたつもりなのでしょうけど、「なんとなく指名した」という言葉に「こいつは馬鹿なのか?」と思ったものです。

 その後も、現役で慶應出身の超エリート医師の彼は、医師会の副会長にまで上り詰めて、あちこちの委員会で傍若無人の態度をとるものだから、2年前かな?彼が私の関わる委員会に出てきてあまりに空気を読まないので、私が珍しくかなりキツい言葉で叱責してしまって。

 彼の優秀さは分かっていたので、いつか話して「ちょっとした態度や考え方の変化だけで、あなたはとても素晴らしいリーダーになれる!」と伝えたかったのですが、、あまりに急な訃報に言葉も出ませんでした。

 ある引退された先生から、「彼は先生のコラムを毎日読んでるみたいだよ。」と告げられ、やはりお互いに多少は意識してたのかな…と思ったものでした。

 彼は私の事をどう思ったのか知りませんけど、一度じっくりと話がしたかったな…。

 本当に一度じっくり話して、私の考えを伝えたかったのですが、あまりに突然すぎるよ…。

 とりあえず、今朝のこれ、読んでくれ。m(_ _)m

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