昨日は小学校の健診

 昨日は、朝から小学校の健診でした。

 私が担当の小学校の健診は、毎年、470名を一気に診察するのですが、歳とともにキツくなってきたかなぁ…(×_×;)

 30年間も同じ学校の校医をやっていると、以前検診した子が大人になって結婚して、その子供がまた同じ学校に入って検診して…ということが最近あって、、感無量といいますか、医者冥利に尽きるといいますか…嬉しいものですねぇ。( ノ^ω^)ノ

 舌の状態を診るのに、「ベロを出して。」と言ったら、下級生が三人、六年生が一人、「嫌だ!」って…(@_@)

 嫌なら嫌でこちらは構わないけど、あとで先生に聞いたら、「なんか、こだわりのある子が増えているんです。」…ですって。

 何のこだわりか分かりませんけど、恥ずかしがる子は今もいますけど、「嫌だ!」とはっきり声に出して断られたことは今まで無かったなぁ。

 なんだかなぁ…┐(‘~`;)┌

 「お願いします!」とか「有り難うございました!」とか、挨拶がしっかりと出来るクラスとそうでないクラスがあるのですが、挨拶が出来るクラスは舌もスッと出してくれて…、やはり担任の先生の教育次第という部分もあるのでしょうね。

 なんで舌を診ているのか、先生方が事前に子供達に健診の方法とか、その必要性を教えれば、拒否することもないのでしょうかねぇ。

 今や、先生方の教育もキチンとしないといけないなぁ…。

 先月は高校生を720人ほど、そして昨日は470人ほど、、医師会で校医の仕事が人気がないのがよく分かります。(ToT)

 こういう健診をあと10年はやるようかな、、身体がもつかしら?(^_^;)