お医者様?

 昭和の頃の患者さんは、診察室に入って医者の前に座ると、緊張した面持ちでこちらが気を遣って緊張をほぐすような場面が多かったのですが、最近は、腕組みはするし、足は組むし、タメ口だし、、「さあ!どうしてくれる?」的な感じの若者が増えてきていて。

 新車が壊れてディーラーに駆け込んで責任を追求するのとほぼ変わらないくらいの態度と言って良いくらい、「風邪引いたけどどうしてくれる?」みたいな感じの方が少なからずいて。

 それで診察が気にくわないと、SNS に悪評を書き込んだりして…。

 医者は「自分が感染する危険を顧みずに、あなたがどこかからもらってきた風邪の菌やウイルスと対峙してくれる貴重な職業」な筈なのですが、「お医者様」なんていう時代はもう終わり、普通にサービス業になっちまってますなぁ。(ノ・∀・)ノ

 でも、不思議なんです。どうしてくれるんだ?的な態度で来た若者が、こちらが目を見て、一生懸命話を聞いて、身体に触れてしっかり診察をして、説明もしっかりすると、だんだんその若者が、背筋も伸びて、言葉も敬語になってくるなんて事がしょっちゅうあって。そんな時はふと「かわいいのぉ~、頑張れ若者っ!おじちゃんはいつでも味方だよ!」なんて思ってしまって。

 いつの世でも、人は真摯に向き合えば心が通じるもの…。Z世代なんて言われている人も然りで、期待されている以上の診察を施せば、自然に相手が「お医者様」と思っていただけるのかも知れませんね。

 コロナが本当に激増中ですので、ぜひ、気を付けてお過ごし下さい。m(_ _)m