土曜日の散髪

 近所の幼なじみの蕎麦屋「きしや」さんに時々訪れていた若い男性。ある日、拳が腫れて傷だらけになっていたので、「これ、どうしたの?」と聞いたら、「実はボクシングをやっていて。試合前にここの親子丼を食べると勝つので、試合前には必ず食べに来るんです。」と話して以来の知り合いだそうです。

 店に入ってすぐの目立つところに、2日のタイトル戦のポスターを貼っているくらい、大将が気に入っていた好青年。

 先週の8月1日の金曜日も、まだ開店前からお店の前に立っていて、、。食べ終わってから、「明日、後楽園でタイトルに挑戦するので、必ずベルトを持って帰ってきます!」と言って帰って行ったそうで…。

 9日にいつものように私が爺さまの散髪をして差し上げて、いつものように大将と飲み始めたら、大将が何やらうつむいていて…しまいには泣き出してしまって。

 記事より…

 「今回の試合に向けてはサウスポー対策として同門のWBC、IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27)とも合計で約30ラウンドのスパーリングを実施。「絶対に自分の日にしたい」と王座奪取を誓ってリングに上がった。プロ戦績は12戦8勝(5KO)2敗2分け。右ボクサーファイター。178センチ。独身。」

 「神足さんは2日に東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋同級タイトルマッチで、2度目の防衛を目指していた王者の波田大和(28)=帝拳=を相手にタイトル初挑戦し、初めて12回を闘い抜いて三者三様の引き分け。惜しくも王座奪取を逃した。退場後に医務室で意識を失って東京都内の病院へ救急搬送され、急性硬膜下血腫のため緊急開頭手術を受けたが、8日、28歳で死去した。」

 この日、同じ興業で二人の選手が亡くなるという異例の事態だったそうで。

 ボクシングというスポーツの性格上、こういった事は起こりうる事なのでしょうけれども、、何とかならなかったものでしょうしょうかねぇ。熱中症の時期ということも関係あるのでしょうか、、救急車が到着するまでにかなり時間を要したそうですし、無駄な救急車の要請がこんな場面でも邪魔して。

 今さら何を言っても仕方なく、、残念としか言いようがない…。(ToT)

 心よりご冥福をお祈り致します。m(_ _)m

28歳のプロボクサー2人、急性硬膜下血腫で死去…同一興行で異例の事態 : 読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20250810-OYT1T50026/