政府は即、対応を!

 昨日は山の日で休診していたのですが、電話の着信をみると凄まじい数のお電話、そして防犯カメラの録画をみると、来院された方もちらほら…(; ゚ ロ゚)

 7月の海の日の時もそうでしたけど、カレンダーの祝日の変更なんていう変則的なことについていけないお年寄りはかなりいらっしゃって、こちらも心が痛い…。

 オリンピックをやって良かったと思う人が64%なんてアンケート結果を報じていましたけど、そりゃ、母国の選手の頑張りを見て感動しない国民はいないでしょう。

 これを、毎日コロナの受け入れ先を必死に探している救急隊の方や、入院患者さんに対応している医療従事者に同じ質問をしてみて下さい。

 相模原あたりでも中等症や重症者の受け入れ先が見つからなくててんやわんや。母校の聖マリアンナ医科大学病院では、救命救急センターをコロナ病棟にしてまで対応している状態で、ちょうどうちの長女が救命救急センターにいるので、毎日てんてこ舞いのようです。

 首都圏はもはや感染爆発状態で、ロックダウンでもしなければ誰にも止められないでしょう。

 在宅療養患者が溢れていて、いつ状態が悪化するかわからない…、こうなると、野戦病院のような受け入れ先を作るしかないのですが、箱が作れても人がいないので、この先、本当にどうなっちゃうのでしょう。
 
 オリンピックのせいとは言いませんが、オリンピック開催を言い訳にして出歩いている方が多かったのは事実でしょう。

 夏休みシーズン、「出掛けるな!」ではなく、飛行機や電車を止めて出掛けられないようにしないと。

 その上で、首都圏のホテルを国で一括で借り上げて、そこに医師会の先生方を交代で常駐させて、抗体カクテル療法をホテルで出来るようにして、、、。

 もう、今すぐに政治が動かないと、壊滅的な状態になってしまいます。

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