厳重なのは良いけれど…

 昨日は、サービス付きのケアマンションに患者さんの往診に行ってきたのですが、入所した初日だったために親戚の方も数名お部屋にいらっしゃって…。

 お部屋に入ると全員フェイスシールドとマスク着用…。さながら機動隊の装いでのお出迎えに、思わず「敬礼!」しそうになりました。(^_^;)

 聞けば、施設の受付でそこまでするように指示されたそうで…。

 厳重なのは良いことですけど、フェイスシールドって、我々が患者さんと近距離で面と向かって診察する際に、患者さんがマスクを外した状態で診察する時などに飛沫を直接顔に浴びないようにするもので、全員がマスクをして飛沫が飛ばないようにしている中で、その全員がフェイスシールドを付けてるって…どうなの?

 施設としては、何か起きたときに「うちは、そこまで厳重に管理していたんだ。」と言うためなのでしょうけれども、、使うには「意味」というものがあると思うのですけどねぇ。

 何かあったときにメディアの晒し者にされてしまうこのご時世では、やり過ぎくらいが丁度良いのかも知れませんけど、毎日発表される「東京で200人以上、○○県で何日ぶりの陽性者」なんていうニュースを、コロナではなくて、インフルエンザというワードに置き換えてみると、本当に滑稽なニュースですよねぇ。

 治療法が無いから怖いのでしょうけれども、手指消毒とマスクの徹底でとりあえず充分。

 人口密集地ではそろそろ集団免疫(皆が免疫を持っている状況)獲得か?などと言われている時期ですし、最低限の予防はして、明るく、前向きに備える時期に来ていると思うのですけどねぇ。

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