この時期にコロナの検査の収入を半減させる自民党政治…

 オミクロン株が入ってくるかも知れないこの大切な時期に、厚労省はコロナの検査での我々の報酬を減らすそうです。(; ゚ ロ゚)

 記事より…、、「コロナ検査について「実勢価格を踏まえて保険点数を検証し、その結果を踏まえて年内を目途に必要な見直しを行う」との方針が新型コロナウイルス感染症対策本部で決定されました。「保険点数が検査の実勢価格に比べて高い」→「自費検査の価格引き上げにつながっている」との構図にあると考えられたようです。」

 当院で行っているインフルエンザとコロナがいっぺんに分かる抗原検査は、一検体の原価が4200円なので、報酬を4200円に減らされると、一回検査をするとプラマイゼロ…。(下記の表の点数の1点は10円)

 他のメーカーのコロナだけが分かる物でも、あまりに原価の低いものは精度が落ちるし、どうすんだよ!

 しかも、12月末からという暴挙…(`Δ´)

 発熱の人を診察するいわゆる”発熱外来”をしている医療機関の収入を、この大変な時期に激減させるこのやり方、狂っているとしか思えませんなぁ。…で、こういう事はあまり世間の人々には知らせませんからね。

 ばらまき政治で良い顔をして、見えないところで、特に、使命感があるため仕事を放棄できない我々の収入である医療費をどんどんどんどん削減しているこの自民党政治…。

 この冬、これからオミクロン株が入ってきて第6波が起きて、でも収入は大きく減らされて…、こんな目に遭って我々はモチベーションをどれだけ保てるのだろう。

 目の前に患者さんがいるから文句を言っている場合じゃない医療現場をいじめるのもいい加減にして欲しいですな!発熱外来をやめてしまう所もたくさん出てきますよ!