言葉…

 最近、物の匂いを嗅いでみてという場面で、「嗅いで(かいで)」とは言わず「匂ってみて」と言うのですが、これって昭和のおじちゃん的には違和感を感じます。

 何か匂いがする時に「匂う」というわけで、「何か匂うから嗅いでみて」という感じに使うのが普通に思えるのですが、どうなのでしょうね?

 今どきの人達って、「物を携帯する」という言葉を知っているのだろうか?

 携帯するという言葉は、「身につけて運ぶこと」なのですが、携帯=電話機くらいに思っていないか心配です。

 昭和のおじちゃん達はお酒に誘う時に、「どうです?今夜あたり、軽く一杯?」なんて言うのですが、一杯で終わったのを見たことないし、軽くもないし…。なぜ、こんな言葉が今も生き続けているのか不思議です。

 「一つ聞いて良いですか?」という患者さん。私が「どうぞ!」と言ってないのに、間髪入れずに質問が始まっているのはなぜなんだろう?

 「こんなことを言うと失礼かも知れませんけど…」とか、「こんなこと言うと語弊があるかも知れませんけど…」とか、「無理を承知で言いますけど…」とか言えば、何を言っても良いのだろうか?

 そうなことを考えると、夜も眠れない…(´ω` )zzZ