薬がない…

 いや、もう、、本当に…薬がない!

 インフルエンザやコロナやその他の風邪が流行っているのに、本当に薬がない!特に咳止めがない!

 毎日、周辺の調剤薬局やドラッグストアにあちこち問い合わせをして在庫を確認して、患者さんに「あそこにはあるから!」と薬局を指定して行ってもらっていますけど、こういう状態がこれから冬本番になるこの時期にずっと続くとなると…(ToT)

 咳止めの値段は1錠5円以下の物ばかりなので、工場を使って人を使って製品にして、出荷して問屋にいって、医療現場にたどり着くまでのコストがとてもじゃないけど回収出来ないので、製薬会社が静かに怒りのストライキをしています。赤字になる製品を作る会社なんてないので、そりゃ当然ですよね(ドラッグストアで自費で売ってる咳止めはあるので、作れない訳ではないのですよ、製薬会社が保険診療のために作っても商売にならないということなんです)。
 
 メディカルセンターでも、年末年始に咳止めがない…という状態が初日から予想されていて、薬がないのに内科の医者として何をするんだろう?という状態になりそう。手を合わせて患者さんと共に咳が止まるように祈ろうかしら…(-人-;)

 医療費は今回はプラス改定が続くことになりましたが、実は条件が厳しくて、これまでも官僚が考えに考えた実際には請求出来ない診療項目がほとんどだったので、個人の診療所はこれまでもずっと減収でしたから、どうせ今回も結果的に減収でしょうし、薬価も今すでに駄菓子以下の値段なのに引き下げの様相でして…。

 年末年始、相模原メディカルセンターの薬局で、「咳止め祈願」の御札でも扱ってもらおうかな?そして、今年の初詣、神社のお守りは「咳止め守」なんていうのが売れちまうのかもねっ!

 …キックバックを患者さんのための医療費によこせぇ~ (´ε`”)

 

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