自己嫌悪…

 憂うつなお話し…

 このところ、というかコロナ禍が始まってからずっ~~~っと、発熱患者さんや血圧などの慢性の病気の方でクリニックはごった返していて、連日100人超えが続いていて、職員の疲弊もずっ~とピークのまま…。こういう混雑している状態が続くと、待ちたくないからなのか終了間際の駆け込み受診も増えてくるわけでして。

 一昨日の水曜日にも、17時50分の受付時間ギリギリに数人の方がどどっと…。いつも17時50分になるとクリニックのドアには受付終了の札をかけるのですが、それを過ぎてもドアを開けて入ってくる方が当然いるのですが、水曜日はもう受付終了後10分経ってから入って来られた方がいて、受付でも、「50分までです!」と言ったのですがスルー、、。

 そして、診察室に入っていらしても平然としておられたし、急な病気でもなんでもないいつもの薬が欲しいだけだった方なので、つい、「こんな時間にどうしたんですか?」と嫌みを言ってしまいました…(ToT)

 そしたらお怒りモードになって、「こっちだって急いで来たんだよ!」と…受付でもプンプンして帰られたのですが、、。

 いや、私だけなら我慢出来るのですけど、それだけ疲れきっている職員の帰りも遅くなるし、当院は朝の8時から胃カメラをしていて、そのための開院準備で私は朝の6時前から外掃除したり院内の準備をしているわけで…。

 人というのは、その瞬間だけ見たら「冷たいっ!」となるのでしょうけど、夕方の6時にはかれこれ12時間労働しているわけで…(ToT)

 せめて、「遅くなってしまってごめんなさい!」と一言あれば、そんな暴言吐かなかったのですが、その日は気を遣う患者さんがとても多くてヘトヘトで余裕がなくてつい…(ToT)

 自分のちっぽけさと怒らせてしまったことに対する自己嫌悪で、寝ることも出来ず…、私、これでも意外と神経遣う人なのよ。(^_^;)

 私は医療はサービス業という考え方に大反対で、患者さんの病気と共に戦う戦友と思っているので、、だからこそお互いのリスペクトを忘れてはいけないんじゃないかなぁ?なんて思うわけで。

 「こっちだって急いで来たんだよ!」という言葉に、この人、こんな人なんだ…というショックと、商売的に、自分は堪えなくてはいけなかったのか?という自己嫌悪と、、本当に落ち込みました。

 どんなお店に行ってもそうですけど、自分のために多くの人の生活が影響を受けるわけでして。…気遣いの一言…大事ですよ、、本当に。

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