検診は辛い…(ToT)

 昨日のお昼は、近くの県立高校の一年生の検診でした。

 午前中の診療を終えて、お昼休みを使って一学年検診してくるわけですが、これがかなりきつい…。給料も安いし、医師会の先生方がこの仕事を受けないのがよくわかります。昔から検診はキツいと思っていたのですが、60歳が近くなってきた最近では、なおさらキツい。

 一人一人のシャツを左手でめくりあげて、右手で聴診器を当てて、これを200人くらいやると、聴診器が耳に食い込んで耳が痛くなるし、そしてずっと座って左手は何度も上下させて診察しているので、背筋まで辛くなってきて。
 
 4月5月で小学校一校と高校二校の検診があるので、この時期は本当に憂鬱…。(2年前まではさらに保育園二つ受け持っていたのです(ToT))

 どんどん筋肉が落ちていく年齢なので、普段しっかり鍛えないとなぁ…

 時々メディアでも話題になりますけど、今どきは上半身裸にして診察なんて事をしたら大騒ぎになるので、気を遣ってシャツをめくり上げて胸が見えないようにして手を潜り込ませて聴診器を当てているのですが、それにしても、昭和のおじちゃんとしては、女子の下着事情がわからん!

 昔は、全員ブラジャーだったのが、今は全員ブラジャーじゃないので、めくり上げて聴診器を当てようとしたらまだスポンジみたいなのがあったり、めくり上げたはずなのに、布の塊が出来てしまっていたり…なにせ綺麗にめくり上がらない。

 ユニクロのせいなのか、昭和のおじちゃんにはどうめくり上げたらキチンと診察できるのか、そしてそれが人によって違ったりするので、全く構造がわからん!

 保健室の先生が付いてくれるので、聞いてみようかとも思うけど、それもなんだかなぁ…。娘にも聞きにくいし…。ユニクロの下着売場で一人であれこれ見ていたら逮捕されるだろうし…_(^^;)ゞ

 医師会で「今どきの下着」なんて形で講演会を開いてもらうか?(/ω\*)

 まあ、とにかく、、自分が学生の頃は想像もしなかったけど、検診というのは医者にとってはとても辛いお仕事なのさ。